皮脂欠乏症とヒルドイド

皮脂欠乏症はヒルドイドで治療できる

皮脂欠乏症とは、皮脂と呼ばれる皮膚の表面の脂が減少し、肌が乾燥する病気です。乾燥のせいで肌がかさかさになり、かゆみを伴います。

一般的には皮脂の分泌量が減る高齢者に多い病気です。しかし若い人でも、空気が乾燥する冬の時期を中心に発症しやすいです。皮疹欠乏症は悪化すると湿疹ができ、かゆみが強くなります。だからといって患部をかいてしまうと、ますます症状が悪化してしまうのです。皮疹欠乏症になったら皮膚科を受診し、適切な処置を受けましょう。

皮疹欠乏症の治療は保険適用になるため、高齢者は1割負担、若い人は3割負担で治療を受けられます。

皮膚科では保湿剤が処方されます。保湿剤の中でも代表的なのがヒルドイドです。厚生労働省が定める薬価によれば、保険適用で1グラムあたり24円です。軟膏やクリーム、ローションなど数種類のタイプがあります。薬の形状によって薬価が異なり、患者に合ったものが処方されるのです。

病院でヒルドイドを処方される場合、費用は薬代と診察料や処方料を合わせたものになります。

ヒルドイドは個人輸入でも入手できる

皮脂欠乏症の治療薬であるヒルドイドは保湿作用に優れています。そのため、皮脂欠乏症の改善だけでなく、美容にも効果があると言われています。しかし、ヒルドイドは医薬品のため市販されていません。また、皮膚疾患にかかっていない限り、医療機関では処方されません。

個人輸入を行っている通販サイトを利用することで、病院で処方を受けずに入手できます。また、個人輸入サイトではジェネリック製品も扱っているため、費用を抑えられます。

例えば、ヒルドイドのジェネリック製品の1つである「ヒルドイドフォルテクリーム」は、40グラム入りでおよそ2000円です。薬の費用そのものは、医療機関で処方されるときより高いですが、個人輸入なら診察料がかかりません。

皮脂欠乏症は早めの処置が重要

皮脂欠乏症は放置するとどんどん悪化していく

皮脂欠乏症は皮膚疾患の一種です。乾皮症とも呼ばれます。肌から分泌される皮脂という脂が減ることで、肌が乾燥し、かゆみが生じる病気です。乾燥しやすい冬に多くみられます。適切な処置をしないとどんどん悪化していくので早めに対策をとることが重要です。

皮疹欠乏症になると肌が乾燥し、皮がめくれたり、強いかゆみが起こったりします。患部をかいてしまうと炎症を伴う湿疹ができます。さらに湿疹が悪化すると「貨幣状湿疹」という、円形状でよりかゆみの強い湿疹に発展する場合があるのです。また、患部を掻きむしるほどかゆみが悪化し、跡が残ってしまうこともあります。

皮疹欠乏症になったらすみやかに医療機関を受診し、適切な処置を受けましょう。

皮脂欠乏症になったら皮膚科を受診する

皮疹欠乏症が疑われる場合は、皮膚科を受診しましょう。基本的に処方されるのは塗り薬です。症状がある程度進んでいる場合は、抗炎症作用を持つステロイド外用薬も処方されます。重度の場合、細菌の繁殖を防ぐため、抗生物質が含まれたステロイド外用薬が使われます。

症状が軽度であれば、市販の保湿クリームを使うだけで十分です。症状の度合いに関わらず、肌のうるおいを保つのが重要です。

患部を掻きむしってしまい、跡が残ってしまった場合、美容クリニックで処置してもらえます。クリニックは、湿疹の跡の治療のみを扱っているところと、皮脂欠乏症の治療もまとめておこなっているところがあります。

肌にひどいかゆみを感じたら皮脂欠乏症を疑いましょう。肌の保湿や、病院で処置を受けるなどの対策をはやめにとることで、症状の悪化を防げます。

皮疹欠乏症の原因

乾燥によって皮脂が刺激を受けやすくなる

皮脂欠乏症は皮膚が乾燥し、角質がはがれて強いかゆみが生じるようになる病気です。発症すると、皮膚が亀の甲羅のようにひび割れていくのが特徴です。症状が進行すると炎症が強まり、湿疹があらわれます。かゆくなった患部を掻きむしることで湿疹が起こる場合もあります。

皮疹欠乏症の原因は肌の皮脂が少なくなることです。皮脂が少なくなると肌の乾燥が進んでいきます。また、皮脂が少ない分、肌が外部からの刺激に弱くなります。そのため、こたつやヒーターに長時間あたったり、化学繊維などの衣服を着たりすると症状が悪化する可能性があるのです。

皮疹欠乏症にかかったときにアルコールを摂取したり香辛料が多く入っているものを食べたりすると、血流が活発になる影響で肌がかゆくなる場合があります。また、皮疹欠乏症になった肌にとって、熱いお湯は刺激が強いため、入浴の際は注意が必要です。
皮疹欠乏症は放置していると症状が悪化していき、炎症もひどくなります。普段から肌の保湿を心掛け、皮疹欠乏症にならないように注意しましょう。

皮疹欠乏症が一番起こりやすいのは冬

皮疹欠乏症になりやすい季節は冬です。冬は空気の乾燥に加えてお風呂の温度が高いなど、肌が刺激を受けやすくなります。

皮疹欠乏症の症状が出やすいのは手足や背中です。特にすねは皮脂が少ないため、皮疹欠乏症になりやすいのです。高齢者の場合、皮脂を分泌する力が弱くなっており、腰からお尻にかけてもよく症状が現れます。

皮疹欠乏症は乾燥が原因のため、冬に最も起こりやすいですが、一年を通して発症します。エアコンがかかっている部屋にずっといるのも、皮疹欠乏症の原因となるのです。

一度発症すると、肌が日常生活のちょっとしたことで刺激をうけ、かゆくなってしまいます。

皮疹欠乏症が乾燥しやすい冬に発症し、放置していたら夏になっても症状が改善しない、というケースもあります。

皮疹欠乏症を予防するためには、肌の乾燥や刺激を受けることに注意することが重要です。

皮疹欠乏症の対処法

スキンケアと健康な生活に気を配り予防する

冬になり肌が乾燥しやすくなると、身体のあちこちがかゆくなることがあります。そういった場合、皮脂欠乏症になっている可能性が高いので注意が必要です。

皮脂欠乏症になると強いかゆみが生じ、掻きむしってしまうことで皮膚のトラブルの原因になります。

皮脂欠乏症を予防するには、スキンケアが重要です。保湿クリームなどを使い、肌の乾燥を防ぐのが効果的です。

生活習慣にも注意しなければいけません。不規則な生活を続けていると、ホルモンバランスが乱れて肌の乾燥の原因となるのです。肌の乾燥を防ぐために、睡眠をしっかりととりましょう。また、ビタミンやミネラル、肌にうるおいを与えるアミノ酸など、肌に必要な栄養素をきちんと摂取しましょう。

肌への刺激を避け、悪化するの防ぐ

皮脂欠乏症になったら、症状が悪化しないように対策をとりましょう。

部屋の湿度はなるべく高い状態を維持しましょう。湿度が低いと肌が乾燥します。その結果強いかゆみが生じ、掻きむしって症状が悪化する恐れがあります。

衣類にも注意しなければいけません。衣類が患部に触れるとかゆみを引き起こしたり、肌トラブルを悪化させたりしてしまいます。皮脂欠乏症になったら、なるべくゆったりとした衣服を着て、肌との擦れを防ぎましょう。

患部への刺激はできるだけ防ぐことが大切です。例えば、身体を洗う際は、肌を強くこすらないようにしましょう。皮膚を強くこすると、肌の守っている皮脂も落ちてしまうのです。石鹸やシャンプーは肌への刺激が強くないものを選びましょう。熱すぎるお湯も皮脂が落ちてしまう原因になります。入浴の際はお湯の温度を少しぬるめに設定しましょう。