皮脂欠乏症の症状は乾燥とかゆみ

皮脂欠乏症の原因

皮脂欠乏症とは、皮膚が乾燥してカサカサになり、かゆみを伴う病気です。乾皮症とも呼ばれており、子供や高齢者、女性によくみられます。

肌を保護している皮脂が不足しているため、潤いを保ったり、肌を保護したりする機能が低下している状態です。ただの肌荒れや乾燥肌と間違われることが多いですが、皮脂欠乏症は乾燥のレベルが進んだ状態で、水分を摂っても回復しません。

初期症状として、肌がカサカサに乾燥し、皮膚にひび割れが現れたり、角質がポロポロと剥がれ落ちたりします。

多くの場合、初期段階からかゆみが伴い、進行とともに症状は強くなっていきます。強いかゆみを感じて、皮膚に赤みがみられるようになったら、皮脂欠乏症が進行している証拠です。場合によっては水疱が見られるようなケースもあります。

皮脂欠乏症の原因は、アンドロゲンの分泌が低下して、皮脂の分泌が少なくなることです。また、女性の場合は洗い物や炊事で皮脂が落ちやすいため、皮脂がしっかりと分泌されていても皮脂欠乏症になる場合が多いのです。

皮脂欠乏症にかかったら、ワセリンなどを用いて保湿することが重要です。かゆみの症状が進行している場合は、医薬品の使用も考えた方が良いでしょう。

治療にはアレルギー治療薬が使われる

皮脂欠乏症の治療には、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬などの、アレルギー治療薬が使われます。

皮脂欠乏症は放置すると皮脂欠乏性湿疹などに進行する場合があります。また、アレルゲンや刺激物への抵抗力が弱まっているため、アレルギー治療薬が有効です。

ステロイド外用薬は幅広い皮膚疾患の治療に利用される薬品です。効果が強い分、以前は副作用のリスクが心配されていましたが、実際は妊婦でも問題なく使えます。

抗ヒスタミン薬は経口投与するタイプのアレルギー治療薬です。

ヒルドイドという製品がよく処方されます。ヒルドイドは保湿剤としても使われる薬で、皮脂欠乏症だけでなく、ケロイドや瘢痕(はんこん)にも有効です。妊婦や授乳中の人の場合は副作用などのリスクがあるため注意が必要です。

これらの薬品は、医師の処方のもとで利用することが望ましいです。肌が乾燥し、かゆみが伴う場合は医師に相談した上で、適切な処置を受けましょう。

皮脂欠乏症は皮膚の乾燥が原因

皮脂欠乏症とは、皮脂の分泌が減ることで肌が乾燥する病気です。皮膚に亀の甲羅のようなひびが入り、放置すると湿疹がでたり、かゆみがひどくなったりするのが特徴です。

皮脂欠乏症を起こす主な原因は、外部からの刺激です。そのため美容師や看護師など、洗剤をよく使う職業の人に多くみられます。日常的に洗い物をしている主婦も同様です。また、紙は油を吸うため、事務職や銀行員、運送業の人にも多くみられます。

これらの職種の人は日常的に皮膚が乾燥するため、症状が悪化しやすいです。手袋をしたり、保湿剤を使ったりするなど、自分でできるケアを心掛けましょう。

冬は空気が乾燥しているため、皮脂欠乏症になりやすいです。また、暖房によって室内が乾燥するため、加湿器を使うなどして、湿度を保つようにしましょう。

皮脂欠乏症は手足に起こりやすいです。また、化学繊維の服は肌を刺激し、症状を悪化させてしまうので注意しましょう。

老化やアトピー、アレルギーも原因

皮脂欠乏症の大きな原因として老化が挙げられます。年齢を重ねると皮脂の分泌が減り、肌が乾燥しやすくなるためです。また、かゆみなどの刺激を感じにくくなるため、重症化するまで気づかないケースもあります。

アトピー性皮膚炎にかかっている人の場合、肌が刺激を受けやすいうえ、かゆみをともなうため、引っ掻いて症状を悪化させてしまう場合があります。

アレルギーも皮脂欠乏症の大きな原因となります。免疫細胞が過剰に働くことで、肌に異常が出る場合があるのです。アレルギーを起こす物質は人によって異なります。

症状が長く続くようであれば、病院で検査を受けると良いでしょう。原因がわかれば医師から処置を受けたり、自分で対処したりすることで症状を緩和できます。